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2005年12月11日 (日)

リゾートアイランドビンタン島で高級リゾート会員権を売りつけられる (5日目その1)

5日目は朝食を食べにレストランに行くと、いつもいるお姉ちゃんと顔を合わせてお互いににこっとした。
すっかり顔なじみだ。
「昨日はタンジュンビナンに行ったんだって?」と聞いてきた。
なんでそんなこと知っているの?と思ったが、もうこの日にはそんなことも嫌に思わなくなった。
「いい港町だったよ。バイクの人がたくさん声をかけてきてちょっと怖かったけど」なんて話をした。

この日はのんびりと本を読んで過ごそうと思っていたのだが、午前中に部屋の電話が鳴った。
「ホテルを経営しているグループ会社のプレゼンテーションを聞いてもらいたい。もし聞いてもらえれば、何かのFree Voucher(無料券)を差し上げるから」と。
何の無料券かは英語が聞き取れなかったけど、何かくれるのなら、どうせ暇だし話を聞いてみるかなと思い、Yesと返答をしておいた。

13時にロビーで待ち合わせということで行ってみた。
すると中国系の太った姉ちゃんが俺を待ち受けていた。
これから敷地を回るからカメラを持ってくるといいということなので、カメラを取りに行ってから、ゴルフ場のバギーに乗った。
俺のほかにも韓国人(多分)の夫婦がいた。
向かった先はゴルフコースのクラブハウス。
このゴルフ場は、グレッグ・ノーマンという人が設計したコースらしい。
コースを見てまわりながら、この太ったお姉ちゃんといろいろな話をしました。
このお姉ちゃんはシンガポール人だというので、俺はシンガポール料理が大好きだという話をした。
「チキンライスが大好きなんだ。」
「マンダリンのチキンライス?」
「いや、そこじゃなくてカトンという町にある・・・」
「ファイブスター!?」
「そう、そこのチキンライスが最高に美味しかった!」
「あなた日本人なのに、なんでファイブスターなんて知っているの?!」
「シンガポール在住の友人に連れて行ってもらった。あとはカヤトーストが大好き!」
「ファイブスターのチキンライスを知っているなんて!!マンダリンのチキンライスは高いだけで美味しくないしね。カヤトーストが好きな日本人なんて聞いたことがない!あなた本当に日本人?(笑)」
なんて会話をして盛り上がっていた。

「ゴルフはやらないのか?」
「ゴルフはやらない。日本だとゴルフが出来ると昇進に有利なんだけどね。」
「それはわかる。あなたも上司を連れてここのゴルフコースに来ればいいのに。このコースを見せたらきっと感動するよ!」

「今までどんな国に行ったことがある?」とか、「これから先どんな国に行ってみたいか?」
色々な質問をされた。
この時点では何気ない会話だったが、これは後の本題への布石だったのだ。。。

周辺の施設の眺めのいいところを一通り廻って、その後ホテルに戻ると会議室のような部屋に通された。
ラグーンホリデークラブというのは、アンサナホテルやバニアンツリーホテルの親会社である。(多分・・)
この説明は特別に選ばれたお客さんに対してのみ説明をさせて頂いているとまず言い出した。
こういうこと言われて舞い上がる人いるんだろうな・・。

そして会社の説明を初めた。
それからタイのプーケットに今ホテルをたくさん作っていて、ここはとってもお薦めだとか。
さらにお姉ちゃんは、俺に散々色々なことを言ってくる。
「このホテルに1週間、119米ドルで泊まれるしたらどう?、世界中の5つ星のホテルに1週間、119米ドルで泊まれるとしたらどこに行きたい?」
俺は「そりゃいいよね」と答える・・・、が俺はこういう聞こえのいいことを散々並べ立てられて、肝心の会員価格などに触れようとしない語り口は好きじゃない。
そろそろ帰りたいなと思い始めた。
隣のテーブルで別の人に説明を受けているもう一組の夫婦が席を立った。
向こうは断ったんだろうな…。
一通りの説明が終わって、「どう興味ある?」と聞かれ、「そりゃいい話だと思うけど・・・」というと、彼女はラグーンリゾートクラブへようこそ!と握手を求めてきた。
俺は握手をしながらも、金額を見ないで契約はしないよと答えた。
どうやら興味を示さない人には金額は示さないらしい。
そこで後ろで見ていたマネージャーのおっちゃんが出てきた。
うわーっ、こういう胡散臭い展開って嫌なんだよなあ。。。
このおっさんの名前が、うちの会社にいる嫌なインド人と同じ名前なので、それもまた気に食わない。

金額はこんな感じ。
多分人によって微妙に金額が違っていそうな雰囲気があるので、はっきりとした金額はここでは書かないけど、婚約指輪の相場の2倍くらいの金額を払うと、25年の間に毎年1週間119ドルで指定の5つ星のホテルに泊まれる。
俺はそんな毎年海外旅行するとは思えないし、元が取れるとは思えないので返事を渋っていると、また違う金額が出てきた。
繁忙期には使えないけど、先の金額の70パーセントくらいで25年間、119ドルで使えると。
こんな話を続けていてもきりがないので、俺は断った。
今回俺がアンサナに泊まった金額の8倍出せば、この金額になるのに、利用しないのは理解できないと言っていた。
俺が断った理由としては、「日本に事務所がないから、日本の法律で契約が出来ない。」、「米ドルで契約しなければいけないので、本当にお得かどうか判断できないし、円安が進んだらあまりお得感がなくなるかも。」などなど。
それにシンガポールでこの会社が潰れても、日本にはニュースで入ってこないだろうしね。
日本にもこんなサービスを提供している会社はあるだろうし。

そんなこんなで断ってきた。
最後に約束の無料券をもらいました。
ビンタンとプーケットのどっちがいい?と聞かれたので、ちょっと悩んでプーケットと答えました。
2泊3日無料ペア宿泊券です!
次の旅行はプーケットのバニアンツリーホテルだな。
1年有効で、2ヶ月前に申し込まなければいけないとか、制約が多いのが気に食わないけど、まあ無料だからね。

しかし、仕事を忘れて何もないところでのんびりしたかったのに、何でこんな話を聞かなきゃならないんだとちょっと憂鬱な気分にさせられた。
私は一人で海岸に出た。
自然の波の音は私を癒してくれる。
私はビンタンに来て以来、寂しかったり、何か悩んだときにはいつも海岸にいた。

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