あれから半年、あれから10年
久々のBlog更新です。
すっかりTwitterの手軽さに慣れてしまい、Blogを更新することも無くなってしまいました。
タイトルにも書きましたが、あれから半年、あれから10年経ちます。
どちらの出来事も私のこれまでの価値観を大きく揺さぶるようなものでした。
あのNYでの出来事は私に色々なものを刻みつけました。
あれ以来、アメリカの入出国はとても厳しいものになり、アメリカ以外の国の訪問でも何かしらの緊張感を感じることがあります。
中東での誘拐事件や自爆テロなど、これらのニュースは今でも続いています。
6年前にグラウンド・ゼロを訪れました。
地下鉄で子供のようにはしゃいでいた軍服を着た若者たちが、現場の前では神妙な顔をしていました。
あれを機に、国とは、国防とは、何が正義か、様々な命題を叩きつけられました。
半年前、日本でも例を見ない大きな災害が起こりました。
地震での被害は少なかったけれども、その後の津波の被害がひどかった。
そしてその後の原発の被害も想像を絶する大きなものになりました。
私たちは日本人とは何か?どのようにして私たちは日本人として在り続けるのかを問われ続けているような気がします。
あまりに多くの複雑な命題を叩きつけられ、昨日まで正しいと思っていたことに疑問を持ったり、反対の考え方を持つようになったり、それの繰り返しでした。
地震の直後は、私は原発即撤廃論者になりました。
様々な自然再生エネルギーが世界には存在している。
でも、知れば知るほど日本はこの原発からは逃れられない負の連鎖に気づかれました。
何が正しいのか分からずに、自分の意見がコロコロ変わりました。
風力発電は、広大な土地を必要として蓄電を一緒にしないと安定電力にはならない。騒音の問題も思っている以上にひどいものらしい。耐用年数もあるだろうからそれ以降の産廃はどうするのか。
水力発電はダムを必要とする。ダムはよく知られているように環境被害を色々と起こす。
水害をもたらすこともあり、昔から問題とされている。
火力発電は二酸化炭素排出が問題になる。石油だっていつまでもあるわけではない。
ソーラー発電も色々と問題がある。屋根の上に取り付けたソーラーは、未熟な業者が多く雨漏りが問題になっているらしい。耐用年数が20〜30年くらいらしいが、産業廃棄物として出るゴミはそうとうな量になるだろう。また蓄電池も一緒になると産廃処理もかなり大変になるだろう。
地熱発電は有毒ガスを出してしまうこともある。温泉を枯らしてしまうこともある。設備投資にはお金と時間がかかるらしいが、いつまでもエネルギーを出し続けてくれるわけでも無いらしい。
じゃ、日本の経済が破綻しない程度に原発の代わりになるものは何?
原発の問題は言うまでもない。
発電に伴う放射性廃棄物はとても有害である。
しかも廃棄方法が確立されていないのに、発電を続けている。
事故を起こすと、国が傾くほどの影響が出る。
子供を中心に甲状腺がんや白血病などのリスクが発生する。
いい加減な安全管理を行っていたにも関わらず、電気が足りないと言いながら再稼働をさせようとする政府は信用出来ない。
日本は地震列島であり、直下型地震や津波も想定しての安全管理が出来ないのであれば、やはりなし崩し的に再稼働をしてもらいたくはない。
地方経済の過疎化と原発誘致は切っても切れない関係にある。
どんなに原発の危険性を理解していても、地域経済がひどいために原発を誘致したいという自治体は無くなることは無いだろう。
人口が東京に集まり、仕事のない若者や出稼ぎ労働者もたくさんいる。
若者が上京しないでも済むようにしないと、地方経済の悪化は止まらないだろう。
東京のために原発が地方に設置されてという文句もあるが、東京の人の多くは地方出身者である。しかも地元で仕事が無いから東京にいる人もたくさんいる。
上京する人が半分になるだけでも、地方経済がもう少しましになり、原発誘致という禁断の果実に手を出さなくても済む自治体が減るのではないだろうか。
現状、工場などを中心に節電が続いている。
週末は稼働、週休3日制にして、秋になったら週休1日にするなんていう工場もあるようだ。
真夏なのに屋内で汗を書きながら仕事をしている会社もたくさんあった。
そんな中で「電気は余裕で足りてる。東電が嘘を付いている」とかいう馬鹿は、もっと外の人達と交流をして現実を知ったほうがいいと思う。
こんな状況の中で工場の海外移転を検討しているところも多々あるようである。
クラウド化が進む中で、データセンターなども国内にある必要性が小さくなっているため、海外への移転をしているところもある。
これらの状況が国内の雇用を減らしている。
失業者は増えている。
結局、これらの状況を見たときに今すぐ原発を全撤廃したら日本は潰れます。
原発の代替電力を確保せずに、原発撤廃は出来ません。
もちろん、これまでの安全基準のまま原発を運用されてもたまったもんじゃありません。
あれもこれも得ようとするのは無理です。
日本人として何を拒否して、何を受け入れなければならないのか、考えなければなりません。
政治家にはそれらの命題を日本人に突きつけなければならないと思います。
でも彼らは人気取りに、失言で辞任の繰り返し。
マスコミはそれを煽る。
まだ思うように復興の進まないところもたくさんあるようです。
新しいまちづくりの構想がまとまらないから、政治はそれを支援できないようなことを言っている人もいるようですが、いつまでそんなことを続けるのでしょうね。
住居はもちろん、放射能の影響や、地震のPTSDのフォローもしなければいけない。
やることはたくさんあるはずですが、こうも政治家がコロコロ変わると。。
政治家はサービス業だと思うこともやめたほうがいいかもしれません。
彼らは日本の代表であり、国を運営する人達です。
もっと尊重すべき。
でも、既得権益や議員様のプライドから離れられず、くだらない失言を繰り返す様を見ていると、やっぱりいい加減にしろという気持ちは噴出します。
もっと選挙の時から、私たちは政治家を知る努力をすべきなのでしょう。
日本人として、私たちは何をすべきなのか、何を拒否すべきか、何を受け入れるべきか、もっと皆で真剣に考えるべきなのでしょう。
あれから半年、あれから10年経ってみて、最近ずっとこんなことを考えています。







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